「五線譜に描いた夢 -日本近代音楽の150年」展

幕末維新期にはじまる日本近代音楽の歴史をたどります

本年秋、幕末維新期に始まる日本近代音楽の歴史をたどる展覧会が開催されます。展示は、図書館付属日本近代音楽館の所蔵する資料を中心に、全国の資料館、美術館などに残された資(史)料を一堂に集め、ダイナミックに構成されます。どうぞご期待ください。

「五線譜に描いた夢 ─日本近代音楽の150年」展

会期 2013年10月11日(金)~12月23日(月・祝)
会場 東京オペラシティ アートギャラリー
〒163-1403
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル3F
京王新線 初台駅東口下車 徒歩5分
(東京オペラシティビルに直結)
主催 公益財団法人東京オペラシティ文化財団、明治学院大学、NHKプロモーション、日本経済新聞社
構成 作曲家自筆譜、初版譜、楽器、絵画、演奏会プログラム、ポスター、原稿、書簡、写真、文書など約300点
その他 東京オペラシティ アートギャラリー ウェブサイト

図書館付属日本近代音楽館の所蔵から出典予定の資料

楽譜「荒城の月」 土井晩翠 詩/瀧廉太郎 曲 『中学唱歌』(1901年)所収

瀧廉太郎(1879.8.24~1903.6.29)は西洋音楽導入期の代表的作曲家で、その短い生涯に31の作品を残しました。代表作に「花」(組歌「四季」第1曲 武島羽衣詞)、お正月(東くめ詞)、「荒城の月」(土井晩翠詞)、「箱根八里」(鳥居忱詞)などがあります。「荒城の月」は『中学唱歌』(東京音楽学校著作・発行1901)作曲公募に応じて書かれ、「箱根八里」「豊太閤」とともに採択、収録されました。

ポスター 「婦人矯風会基金募集歌劇公演」1920年

「赤とんぼ」「からたちの花」など数々の名曲で知られる山田耕筰(1886.6.9~1965.12.29)は、作曲活動のみならず、交響楽団の創設、オペラ上演団体の結成にも奔走、草創期の日本音楽界を牽引しました。1920年12月、「婦人矯風会基金募集歌劇公演」ではヴァーグナー「タンホイザー」(抜粋)、ドビュッシー「放蕩息子」などを上演し、「日本楽劇協会」の第1回公演となりました。